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超オススメV系バンド「-真天地開闢集団- ジグザグ」聴かず嫌いはもったいない!


あなたは「-真天地開闢集団-ジグザグ」と言うV系バンドを知っていますか?

いわゆる「V系(ヴィジュアル系)」と呼ばれるジャンルで活動しているバンドさんですが、

2022年の夏には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」の出演が決定、

そしてなんと2022年11月には「日本武道館」公演が決定するなど

今もっとも注目されているバンドさんです。


まだまだ謎が多いこのバンドさんですが、とっても素晴らしいので是非この機会に聴いて欲しいなと思っています。


-真天地開闢集団-ジグザグ

読み方は「しんてんち かいびゃく しゅうだん ジグザグ」です。

非常にややこしいですし、まさにヴィジュアル系といった独特のネーミングですよね。

僕がバンド活動をやめてから出て来たバンドさんなので面識は一切ありませんが所属しているレーベルは「GIZAの傘下であるCRIMZON」で、そちらのレーベルには面識があるのでバンドさんの事もなんとなくは知っていました。

(c)-真天地開闢集団-ジグザグ&CRIMZON



このようにかなり。。と言うか一際異彩を放っているヴィジュアルがインパクト大!です。

個人的にはV系なんだから目立ってナンボだし他のバンドとはかぶらないオリジナリティがあって当然!と思っているので、こう言う唯一無二な感じが大好きです。

現在のメンバーは

  • 命-みこと-:ボーカル&ギターを担当する「破壊の祈祷師」
  • 龍矢-りゅうや-:ベース担当の「鳴弦の陰陽師」
  • 影丸-かげまる-:ドラムを担当する「禁忌の大忍」

の三人構成で、結成当初から何度かの脱退やメンバーチェンジを繰り返しています。

活動初期の頃はV系の闇「繋がりや営業、掲示板、仕切り」などについての風刺を徹底したコンセプトで楽曲制作やライヴ活動を行っていましたが、

現在はより広い層へアプローチするためか、ライトな表現にコンセプトが転換されています。だからといってつまらなくなった!とか、丸くなったとかそう言うのは一切無いのがこのバンドの凄いところです。


-真天地開闢集団-ジグザグの凄いところ!

-真天地開闢集団-ジグザグ(以下、ジグザグ」の凄いところ、良いところと言えば、

なんと言っても楽曲の素晴らしさと歌唱力、演奏力の高さ、そしてライヴの楽しさ。

コレに尽きると思います。




ってそれ全部やん。。。

そんなけ揃ってたら、そりゃ良いよね!って話しです(笑)

楽曲のクオリティの高さ

ジグザグの楽曲は一曲一曲のクオリティがとても高く、「捨て曲が無い」といっても過言では無いレベルです。

キャッチーな歌モノ、歌詞がめっちゃ面白い曲、暴れる曲、などたくさんのレパートリーがありますが、どれをとってもクオリティが高い。

今までV系を聴いたことがないような人でも「良いな」と思える曲。メジャーの中に紛れていてもなんら違和感の無い曲。にもかかわらず古くからのファンをも納得させる「っぽさ」。

ジグザグの音楽はメジャーシーンの、いわゆるポピュラーな音楽と並べてもなんら遜色のない楽曲の中に、自分達の世界観、そしてV系っぽさをきちんと織り交ぜた「超ハイブリット」な楽曲なんです。


歌唱力、演奏力の高さ

ジグザグの「曲が良い」と言うことは先ほどお伝えしましたが、メンバーさんの歌唱力、演奏力もずば抜けて高いです。

せっかくの良い曲も歌や演奏がダメだと台無しですが、ジグザグはその辺も全く抜かりなし!!どころか歌や演奏の上手さで楽曲がさらに良くなっているレベルです。


ドラムの影丸さんはジグザグのサポートドラマーを経て正式メンバーになっています。そもそもサポートって上手くないと務まらないですから。それを経てのメンバー加入と言うことでドラムのうまさは折り紙付き。

ベースの龍矢さんは、以前はギタリストとしてジグザグでプレイされていましたが、前任のベーシストが脱退したのきっかけにベースへと転身しました。正直ギターとベース、どちらが本業なのかは分からないのですが、パートチェンジしてこの上手さは反則です。。ブリンブリンに5弦ベース鳴らしてます。

そしてそして、特筆すべきはやはりボーカル命様でしょう!真打登場と言っても過言ではない!

めちゃくちゃ上手いんですこの人。なんかこう、サラッと歌ってしまうもんだから上手さがイマイチ伝わってないのでは!?と思ってしまいますが、本当にうまい。

声の張り方も尋常じゃないですし、めちゃくちゃ高いところのキーも無理やり感なくさらっと綺麗に出します。地声+裏声+シャウトを巧みに使い分けるんですが、歌声も「高いところが出ないから裏声で誤魔化す」とかではないんです。

「ギリギリ地声の領域で裏声を出す」と言いますか。シャウトにしても同じで、地声にミックスさせてシャウトを出すんです。

海外の超絶上手いボーカリストなんかがよく使う技法で、本当に凄い。なんでこんなに長い間埋れてたんだろうと思ってしまうレベルなんです。おまけに口腔共鳴を巧みに使うことによって中音域が良く響き、とっても厚みが出るんですよね。

いや、これ、本当に、簡単に書いてしまってますけど、そうそうできるもんじゃないんですよ。


ライヴが面白い

ジグザグのライヴは「ただ聴かせるだけ」でも「ただ暴れるだけ」でもなく「面白さもしっかり押さえています」


。。。ほら。

ね?

どうですか。何ていますか。

「やたらと高いクオリティで面白いことするとなんだか凄くない!?」

と言うわけで、ジグザグのライヴは面白い。

参加の仕方も自由です。

歌モノを後ろでじっくり聴き惚れるもよし。

暴れ曲やこう言った参加型の曲に全力で参加するもよし。

命様が何やらグイグイ煽ってきますが(笑)

それぞれの楽しみ方で参加できるのもジグザグの良いところ。と言うかV系の良いところだったりします。

僕はメタルコアとかも大好きなんですが、そう言ったライヴに行くとやはり会場全体が暴れまくってるんですよね(笑)それはそれで楽しいんですが、後ろでゆっくりみたい人にはちょっと居心地が悪かったりするのも否めません。

が、ジグザグは幅広い楽曲でファンの方々を楽しませてくれますから。自分にあった楽しみ方で参加できるんです。


で、あのバンドのボーカルと、この人って。。。

さて、最後にもう一つ、世間をざわつかせている問題がありますよね。

約20年と言う期間を経て、再び活動を開始した伝説のバンド「WANDS」。

僕はモロに世代なので大好きです。

スラムダンクの挿入歌もやってましたよねー。「世界が終わるまでは…」超名曲です。

そんなWANDSが3代目となる新ボーカリストを迎えて始動というニュースは当時めちゃくちゃ興奮しました。

そんな第5期WANDSにして3代目ボーカル「上原大史」さんがジグザグの命様なのでは!?と徐々にネットで騒つかれ始めて。。。

というお話で、今はもうすっかり定着して落ち着きましたが。

まぁ、ということでジグザグのボーカルとWANDSのボーカルを兼任されています。

そもそも事務所も同じGIZAですしね。余談ですがGIZAといえば昔から「コナン」のイメージですよね!


WANDSでも上原さんはめちゃくちゃ難しい曲をさらっと歌い上げています。。。しかも色気もあって。。。

WANDから入って、ネットで噂を聞きつけてジグザグ を聴いて、ジグザグ にハマるという人が結構おられるみたいですね!

こうやって一つのきっかけで今まで聞いてこなかったアーティストやジャンルに触れるって凄く良いですよね♪


まとめ!

そんな感じで「-真天地開闢集団-ジグザグ」

今最もオススメの、絶対に一度は聴いて欲しいバンドです!


第三完全音源集 (3rd Album)「慈愚挫愚 参 -夢幻-」


2022年1月5日に発売されたばかりのジグザグ3枚目のアルバム。

今まで一番、V系に馴染みのない人にも聴きやすいアルバムになっていますので、ここから入ってみるのも良いかもしれませんね^^


第二完全音源集(2nd Album)「慈愚挫愚 弐 〜真天地〜」


こちらは2ndアルバムになります。

往年のジグザグらしさに加え、ライト層へのアプローチも見られるバランスの良いアルバム。


「慈愚挫愚 壱 ~大殺界~」


ジグザグの1stアルバム。

どちらかと言えばまだ往年のジグザグらしさが存分に盛り込まれた一枚。

満を持して発売された一枚だっただけに「これぞジグザグ」という一枚に仕上がっています。


厳選音源集「はじめてのじぐざぐ」


ジグザグ に完全にハマった人は是非これも聴いて頂きたいです。

ジグザグの活動最初期からの楽曲が中心で、配布音源や会場限定音源など、入手不可となった初期の楽曲を集めた「初期ベスト」です。

V系の闇を痛烈に描いた面白い(!?)楽曲が盛り沢山で、聴いていて全く飽きない一枚。だからと言ってコミックバンドに聴こえないのはやはりメンバーのポテンシャルによるモノなんでしょう。



禊映像集「慈愚挫愚 5周年記念禊 〜ハキュナマタタ〜」(Blu-ray)


ジグザグのライヴを自宅で味わいたい方はこちらのBlu-rayがオススメ♪




WANDS


もちろんこちらも!

往年の楽曲を第五期メンバーで再アレンジしたものや名探偵コナンのオープニング曲など、今と昔をうまくまとめたWANDS入門編としても最高の一枚だと思います♪



それでは皆さん「良いジグザグライフを(!?)」



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